SES営業ならインストールしておきたい便利ツール6選

SES営業ならインストールしておきたい便利ツール6選

 発売日: 2025/4/4 更新日: 2025/2/20
近年、クラウドを活用したさまざまなツールが登場し、場所を選ばずにファイルにアクセスしたり、遠隔地の相手とリアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能になっています。

これらのツールを上手に組み合わせることで、SES営業の生産性を大きく高めることができます。


本記事では、SES営業の方におすすめの便利ツールを6つピックアップしてご紹介します。

それぞれのツールの特徴や具体的な活用例も解説しますので、この機会に新しいツールを取り入れ、業務の効率化を図ってみてはいかがでしょうか。

1. クラウドストレージ.


クラウドストレージは、インターネット上の仮想記憶領域を利用するサービスです。

Google Drive、Dropbox、OneDriveなどが代表例です。

インターネット接続さえあれば、場所を問わずにファイルの閲覧・編集が可能です。

大容量のオンラインストレージを活用できるため、動画や大規模なデータなども手軽に共有できます。


また、自動同期機能により、常に最新のファイルにアクセスできるのも大きな利点です。

SES営業においては、提案資料や要件定義書、顧客納品物などの共有や、重要なプロジェクトデータのバックアップに活用できます。

チームでの資料の共同編集も可能で、効率的な業務運営を実現します。

また、ファイルのバージョン管理機能も備えているため、編集履歴を追跡しやすくなっています。


クラウドストレージの中でも、Google Workspaceは高い人気を誇ります。

Google Driveはもちろんのこと、スプレッドシート、ワードプロセッサ、スライド作成ツールなど多彩なアプリを揃えており、SES営業で必要なあらゆる業務に対応できるのが魅力です。

企業プランを契約すれば、特定のドメインのみにアクセスを許可するなど、セキュリティレベルも選択できます。

2. オンラインミーティングツール.

Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどのオンラインミーティングツールは、リモートでのリアルタイムコミュニケーションを可能にします。

画面共有機能があるため、資料やデスクトップ画面を参加者と共有しながら打ち合わせができます。

SES営業では、提案説明会や要件ヒアリング、プロジェクト関係者での進捗報告会議などの場面で活用できます。


ビデオ通話だけでなく画面共有もできるため、プレゼンテーションが行いやすくなります。

スライド資料を参加者全員で同時に閲覧しながら説明でき、理解度も高まります。

ホワイトボード機能を使えば、書き込みや図解しながら詳細を説明することも可能です。


また、会議の録画や録音データを保存しておけば、後からでも内容を確認できます。

多人数での会議でも全員の発言を聞き逃すことなく済みます。

SES営業の現場では、顧客の要望を見落とすリスクを最小限に抑えられるでしょう。

3. スケジュール共有ツール.


Google カレンダーやMicrosoft Outlookは、チーム内での日程調整に最適なスケジュール共有ツールです。

複数のカレンダーを同期して一元管理でき、メンバー間でリアルタイムに予定を共有できます。

設定した時間に通知が届くリマインダー機能や、繰り返しイベントの設定機能もあり、スケジュール管理が手間なく行えます。


SES営業の現場では、顧客対応のアポイントや社内ミーティングなど、さまざまな予定をこのようなツールで統合すれば、チームメンバー全員が最新のスケジュールを確認でき、リソース配分の効率化や業務の棚卸しにも役立ちます。

また顧客側との日程調整の手間も省けるでしょう。


共有カレンダーには様々な表示オプションが用意されています。

一覧表示のほか、個人カレンダーや部署カレンダーなどでフィルタリングすることで、自分に関係する予定だけを抽出して確認できます。

期間別の表示も可能です。


外出時のモバイルアクセスにも対応しているため、いつでもどこでもスケジュール確認やイベント登録ができます。

共有カレンダーは多人数でのスケジュール調整に特に役立ちます。

空き時間と重複した時間が一目でわかるため、関係者全員に無理のない日程を立てられます。

4. プレゼンテーション支援ツール.

Google スライド、Canvaなどのクラウドベースのプレゼンツールは、SES営業でよく使われる提案資料の作成に最適です。

ブラウザ上で利用でき、リアルタイムで複数人と同時に資料を編集できるのが最大の利点です。


スライドのデザインテンプレートも豊富に揃っているので、手軽にスタイリッシュな資料が作成できます。

さらに、クラウドストレージと連携していれば、いつでもどこからでもファイルにアクセスして編集作業を行えます。


クラウドベースのプレゼンツールには、変更履歴を確認して以前のバージョンに簡単に戻せる機能もあります。

ミスで上書きしてしまった場合でも、間違えた部分だけをロールバックして修正できます。


さらに、リアルタイムでコメントをスライドに付けられる点も便利な機能です。

指摘事項をその場で直接資料に残せるので、修正漏れを防げます。

SES営業ではレビュー作業が欠かせず、この機能は大きな助けとなります。

5. 見積書/請求書作成サービス.


Money Forward、freeeといったクラウド会計ソフトには、見積書や請求書の自動作成機能が備わっています。

項目名や金額、顧客情報などを入力するだけで、きれいなデザインの見積書や請求書がワンクリックで作成できます。


デザインテンプレートも豊富に用意されており、企業イメージにマッチした資料を作ることができます。

作成した書類はクラウド上に一元管理されるので、他のメンバーとの共有も容易です。


請求業務の自動化により、SES営業担当者の業務負荷を大幅に軽減できるでしょう。

経理データとも連携しているため、売上管理の効率化にも役立ちます。


また、作成した書類はPDFやワード、エクセルファイルとしてダウンロードでき、顧客へのメール送付や紙での渡しなど、用途に合わせて活用できます。

クラウド上で請求書の履歴を一元管理できるので、未払いの案件を見落とすリスクが低くなります。

6. マインドマップ作成ツール.

マインドマップは、関連するアイデアを自由に付け足していく発散型思考に適した手法です。

思いついたことを次々とブランチとして記載していけば、着眼点を逃さずアイデアを整理できます。

ブレインストーミングではグループ全員で一つのマップを同時編集しながら意見交換を行います。


XMind、MindMeisterといったマインドマップツールは、SES営業でのアイデア出しや要件の可視化に役立ちます。

中心的な課題をノードとして置き、付随する要素を分岐状につなげていくことで、課題解決のプロセスをビジュアル的に整理できます。


ブレインストーミングを効率的に行えるほか、顧客への提案時に要件を分かりやすく説明するのにも適しています。

クラウド上で共同編集が可能なサービスが多く、チームでディスカッションしながらアイディアを整理する作業にも対応しています。

7. まとめ.

SES営業で役立つクラウドツール6つをご紹介しました。

これらのツールを組み合わせて活用することで、SES営業における様々な業務をクラウド上で完結させ、大幅な効率化を図ることができます。

 ・クラウドストレージ(Google Drive、Dropbox、OneDriveなど)

 ・オンラインミーティングツール(Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなど)

 ・スケジュール共有ツール(Google カレンダー、Microsoft Outlookなど)

 ・プレゼンテーション支援ツール(Google スライド、Canvaなど)

 ・見積書/請求書作成サービス(Money Forward、freeeなど)

 ・マインドマップ作成ツール(XMind、MindMeisterなど)

クラウドツールを導入する際は、社内のセキュリティポリシーと十分に確認を取る必要があります。

企業向けのセキュリティ対策オプションも用意されていますので、機密データの取り扱いや外部サービスとのデータ連携にリスクがないかをしっかりと検討しましょう。


本記事が、SES営業の効率化の一助となれば幸いです。

ぜひ最適なツールを見つけて業務改善に役立ててください。